パールスノーの伝説

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 凍える冬の海に ・・・

 

パールスノーが静かに降る時 ・・・

 

綿津海の神が、そっと ・・・

 

真珠の心に寄り添うのを知っていますか ?

 

命の声に耳を澄まし ・・・

 

無の心で、何も語らず沈黙のまま ・・・

 

命儚さ ・・・ 命の重さ ・・・

 

すべての想いを受け止めて ・・・

 

 

 

 今日も ・・・届かぬ思いを抱いて ・・・

 

真珠の花が、一粒の清らかな涙を流します ・・

 

誰にも ・・・気づかれる事もなく ・・・

 

淡く白い光を灯す ・・・

 

パールスノーが、静かに降る海で ・・・

 

 

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五話 七色の魔法の光に導かれて・・・

(希望の一粒の涙)前編

ヒューッ ・・・  ヒューッ ・・・

 

南の暖かい風の中を、冷たい風が通り抜けていきます。

 

ヒューッ ・・・  ヒューッ ・・・

 

時間を遡(さかのぼ)り、過去に向かって吹き抜けていきます。

 

ヒューッ ・・・  ヒューッ ・・・

 

白い魔法の空間を、全速力で走り抜けていきます。

 

ヒューッ ・・・  ヒューッ ・・・

 

輝く光の出口を求めて・・・

 

 

 

 

 

 キラ キラ  キラ キラ

 

朝の日の光を浴びて ・・・

 

 キラ キラ  キラ キラ

 

穏やかに輝く青い海と・・・

 

 キラ キラ  キラ キラ

 

七色の虹の砂浜が・・・

 

 キラ キラ  キラ キラ

 

宝石のように美しく輝いています。

 

 

 

亀のロッパは、自慢の金茶色の亀甲模様の甲羅から、

長い首を伸ばすと大きく口を開いて、深呼吸をします。

そして、平凡な一日の始まりに、ほっとしています。

 

気の遠くなるような、長~い時を生きてきた亀のロッパは、

昨夜の光玉がもたらす、恐ろしい幻夢の出来事を思い出しています。

 

「また、不思議な物語が一つ増えたかな・・・」

一人ごとを言って・・・青い海を見つめます。

 

 

 

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「あいつが、三つ目の目を開く前に止めないと・・・

  なぜ・・・? また、光玉が現れたのか・・・?恐ろしい・・・」

ロッパは、スッキー魔の持っている妖しく輝いている光玉を見て・・・

 

「なぜ・・・? おまえさんが、それを持っている・・・?」

と、不思議な顔をして、スッキー魔の顔をじーっと見つめて聞きます。

 

スッキー魔が、何て答えようか迷っていると・・・

光玉が、突然輝き出し・・・

ふわ~っと魔法の風が流れました。

 

あっ!この風・・・?

スッキー魔は、驚いて飛び上がります。

この魔法の風は、光の国のそよ風の妖精ココの作り出す

魔法のウエーブと同じだったのです。

 

すると、光玉が浮かび上がり大きく輝くと・・・

目の前の空間に、そよ風の妖精ココの姿が現れました。

 

ココは、七色に輝く虹の砂浜にいます。

そして、魔法のウエーブを作ると・・・

真珠の少女に向かって投げようとしていました。

 

「やめろーっ!」

おもわずスッキー魔は、叫びます。

 

「お節介はやめろ! ここは、白い魔法の世界だ!」

叫ぶと同時にスッキー魔は・・・

光玉の放つ光の輝きの中に吸い込まれて行きます。

 

「運命を変えてはいけない・・・」

スッキー魔の声と共に・・・

光り輝いていた光玉も、空間に消えて行きました。

 

 

ロッパは、大きな目玉を見開いて・・・

赤い渦巻く海とスッキー魔の消えて行った空間を交互に見つめます。

そして、頭をブルブルと振ると・・・

金茶色の亀甲模様が自慢の甲羅に・・・

くわばらくわばらと、言いながら首を引っ込めました。

 

 

 

 

~~~~~~*~~~~~~*~~~~~~~*~~~~~~

 

 

 

 

 

 チョキ チョキ  チョキ チョキ

 

青く透き通る海の・・・

 

 チョキ チョキ  チョキ チョキ

 

美しい珊瑚礁のお花畑から・・・

 

 チョキ チョキ  チョキ チョキ

 

リズムのいい音が・・・

 

 チョキ チョキ  チョキ チョキ

 

波に乗って聞えてきます。

 

 

綺麗にカットされた盆栽イソギンチャクが並ぶ珊瑚礁の間を ・・・

地下足袋魚のシュンソクが、その音に気が付き泳いで行きます。

 

ピンクのお目々が可愛いハゼのゼナも、一緒に泳いで行きます。

 

クマノミのチークも、心配しながら少し離れて後をつけて行きます。

 

すると・・・

 

フフフ・・・

波に乗って笑い声と話声が聞こえてきました。

 

「すごいわーっ! とってもカットするのが上手ね

真珠の少女アコの可愛い声が聞こえてきました。

 

「そうでもないよ! まだ、修行中の身なんだ!

 みんなに文句を言われてばかりだよ!」

サミーが、イソギンチャクをカットしながら答えます。

 

「みんな・・・?」

そう言いながら、アコは思い出します。

いつもサミーと一緒に、七色の砂浜に遊びに来ていた人たちを・・・

 

「大事な仲間なんだ! 一人でも欠けたらだめなんだ!」

振り向いて、輝く笑顔で答えます。

 

「欠けたらだめ・・・どうして・・・?」

アコの可愛い顔に不安がよぎります。 

 

「みんなの力が一つにならないとダメなんだよ!」

サミーは、キラキラした瞳で答えます。

 

「縫い針のミロロがスムーズに進むには、指ぬきのヌッキーの力が必要なんだ。

 微妙な力加減が難しいと言って、いつも悩んでいるよ。

 そして、待ち針のマチバを目がけて真っ直ぐに進む!」

サミーは両手を突き出して、いつも、すり足の練習をしているヌッキーの真似をします。

 

「マチバは、分身の術を使い、等間隔で待ち針を垂直に打つ!

 ミロロが近づいて来るまで、布をずらさないようにしているんだ!」

そして、くすっと笑って・・・

時々、分身出来なくて嘆いているんだよ! と可笑しそうに言います。

 

そんなサミーを、アコは静かに見つめます。

 

「糸のカタンは、いつも気持ちをピーンと張りつめているんだ!

 自分がヨレヨレしてたらダメだと、ちゃんと分かっている。

 さすが大勢の人々を率いる糸一族の御曹司だよ!」

優しくて頼りになる奴なんだ! と、付け足して微笑みます。

そして・・・

 

「ミロロが縫い終わると、間をあげずカタンの糸をカットする。

 鋭く斜めに・・・次に針の穴に通す時にスムーズに仕事が進むように・・・」

サミーが、ふーっと大きくため息をついて考え込みます。

 

「でも、この間失敗しちゃったんだ!

 カットした糸の先がボロボロで、みんなに迷惑かけちゃったな~」

落ち込む声でサミーが、しょんぼりして言います。

でも、気を取り直して・・・

 

「自分には、大切な仲間がいる。 一人でも欠けたらダメなんだ!

 みんなで協力して作り上げるんだ! 大事なものを・・・」

と、眩しいほどの輝く笑顔でアコに言いました。

 

アコは、真っ直ぐで純真なサミーの心に触れて・・・

寂しそうに優しく微笑みます。

 

 

 

綺麗にカットされた盆栽イソギンチャクに身を隠しながら・・・

地下足袋魚のシュンソクは、じーっと動かずに

ちょっと感動しながらサミーの言葉に耳を傾けます。

 

シュンソクの隣でピンクのお目々が可愛いハゼのゼナも

うなずきながら、息を潜めてサミーの言葉を静かに聞いています。

 

少し離れた盆栽イソギンチャクの隙間から・・・

珊瑚礁の用心棒のクマノミのチークは ・・・

感動したのか?・・・涙もろいのか?・・・目にゴミが入ったのか?・・・

短い鰭(ひれ)で目頭を押さえています。

すると・・・

 

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

波間に揺れるイソギンチャクの陰から・・・

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

不気味な音が聞こえます。

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

ゆっくりゆっくりと・・・近づいて来ます。

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

感動も吹っ飛び!・・・緊張が走ります。 

 

そして・・・

チークは、自分の目の前を大きな大きな影が

不気味な音を鳴らしながら、通り過ぎて行くのが分かりました。 

 

 

 

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

ハゼのゼナも、ピンクの大きなお目々を一層大きく見開き・・・

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

大きな影が右から左へ移動するのを口を開けて見ています。

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

地下足袋魚のシュンソクは、突然の来訪者に・・・

 

 ギコ ギギゴゴゴ  ギコ ギギゴゴゴ

 

息を潜めて成り行きを見守ります。

 

 

 

大きな影は、ゆっくりと進んで・・・

綺麗にカットされた盆栽イソギンチャクの間を抜けると・・・

 

「見かけない顔だな・・・」

頭上に大きなブラックエッヂのノコギリをかざしながら・・・

 

「俺の縄張りで、勝手なことをしてるのは、貴様か?」

と、突然! サミーの目の前に、大きな鮫の長之助が現れました。

そして・・・

大きなノコギリを、振り下ろしてきました。

 

「うわーっ!」

サミーは、驚いて飛び退きます。

 

「この鋏野郎! 俺のノコギリに楯突くきか?」

また、大きなノコギリを振り下ろしてきます。

 

「サミー! 早く逃げて・・・」

アコが、叫びます。

しかし、突然の出来事に足が思うように動きません。

陸と違って海の中では、なおさらです。

もたもたしてると・・・

また、鮫の長之助がノコギリを振り下ろしてきました。

 

「あぶない!」

また、アコが叫びます。

絶対絶命のサミー!

長之助のブラックエッヂのノコギリが目の前です。

すると・・・

 

どし~~~ん!

と、鮫の長之助に何かが、ぶつかってきました。

 

 

 

 

「サミー!逃げろーっ!」

地下足袋魚のシュンソクが叫びます。

そして、自分も大急ぎで逃げます。

 

「シュンソク・・・?」

サミーは、突然現れたシュンソクにびっくり!

そして、鮫の長之助は・・・

 

「誰だーっ! 俺にぶつかって来る奴は・・・

 良い根性してるじゃないか・・・」

怒り狂って、シュンソクめがけて追っていきます。

 

「きゃーっ! 速く速く・・・」

ピンクのお目々が可愛いハゼのゼナも ・・・

シュンソクの突然の行動にびっくり!

 

「うそー! こっちへ来るー!」

そして、シュンソクと一緒に自分の方へ向かってくる

長之助から急いで逃げます。

 

もっと、びっくり仰天していたのが、クマノミのチークです。

「おいおい! 冗談じゃない・・・」

ゼナとシュンソク、そして鮫の長之助がブラックエッヂを光らせながら

もの凄い勢いで、自分に向かって突進して来ます。

慌てて逃げようとしても、気持ちが焦って体が思うように動きません。

 

 

 

 

「きゃーっ! チーク何してるのーっ! じゃまじゃま!」

ゼナが、叫びます。

 

「わーっ! ゼナどけ! ぶつかるーっ!」

シュンソクも、喚(わめ)きます。

 

「あれ~っ!」

チークは、ゼナとシュンソクの下敷きになり・・・

三匹は、盆栽イソギンチャクの中で、もがいています。

すると・・・

 

「ハハハ・・・もう逃げられないな・・・」

と言って ・・・

長之助のブラックエッヂの大きなノコギリが振り下ろされました。

絶対絶命の大ピンチ!

 

「これで終わりだーっ!」

長之助の大きな声が、珊瑚礁のお花畑に響きます。

すると・・・

突然、緑色の影が現れ・・・

 

ガキ~~~~ン!

 

 

またも、長之助の大きなノコギリの刃に楯突いた者がいました。

 

「痛ててて・・・なんだ! この硬い甲羅は・・・?」

長之助は、頭のノコギリを抱えて驚いています。

 

 

 

 

「危機一髪!」

そう言うと ・・・

緑色の影は、シュンソクとゼナ、そして・・・

シュンソクの尾びれに、しがみ付いているチークを硬い甲羅に乗せると

その場から急いで遠ざかりました。

 

「ふーっ! 危なかった。 助かったよー!」

シュンソクが、安堵してお礼を言います。

 

「どういたしまして!」

緑の影が、笑顔で答えます。

 

「もしかして・・・? あなた、カッパーさん?」

ピンクのお目々が可愛いハゼのゼナが、驚いて聞きます。

 

「そう! 頼りになる奴なんだ!」

シュンソクも、笑顔で答えます。

 

「本当ね! 噂どうりだわ! 助けてくれて、ありがとう!」

好奇心旺盛な眼差しで、ゼナも嬉しそうにお礼を言います。

 

「どういたしまして!」

カッパーは、そう言うとスピードを上げ始めました。

すると・・・

 

 

 

 

 ビリ ビリビリ  ビり ビリビリ

 

変な音が聞こえてきます。

 

 ビリ ビリビリ  ビリ ビリビリ

 

後の方から聞こえてきます。

 

 ビリ ビリビリ  ビリ ビリビリ

 

布が、裂かれるような音です。

 

 ビリ ビリビリビリビリ・・・・・!

 

最後に大きな音が響くと・・・

 

シュンソクは、お尻が軽くなるのが分かりました。

振り向くと・・・

尾びれと一緒に、遠ざかって行くクマノミのチークの姿がありました。

 

 

「まあ! チーク・・・?」

ゼナは、ピンクの大きなお目々をパチパチさせて・・・

 

「シュンソク、カッパーありがとう! また遊びに来てね!」

と言って、ウインクすると・・・

チークの後を急いで追い掛けて行きました。

 

 

 

 

~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわーっ!」

スッキー魔は、渦巻く空間から飛出し・・・

ころころと砂浜に転がり落ちました。

 

「痛てて・・・」

砂まみれの体とお尻を擦りながら・・・

 

「もっと丁寧に扱えよーっ!」

と、握っていた光玉に怒鳴ります。

そして、砂を払いながら・・・

キョロキョロして、そよ風の妖精ココを捜します。

 

「あれ~?」

ココの姿は、どこにもありません。

奇妙に思っていると・・・

 

「あっ!」

スッキー魔は、驚きの声をあげます。

自分の立っている砂浜が七色の虹の砂浜ではなく・・・

白い砂浜だと、気が付きました。

 

「おい!間違えてないか?ココが居たのは・・・

 確か、七色の虹の砂浜だぞ!」

光玉に、問い掛けます。

すると・・・

生暖かい風が、スッキー魔を包みます。

 

 

 

 フフフ・・・ ヒタヒタヒタ・・・

 

体に纏(まと)わり付くような・・・

 

 フフフ・・・  ヒタヒタヒタ・・・

 

暖かい風に交ざって・・・

 

 フフフ・・・  ヒタヒタヒタ・・・

 

少女の笑い声と足音が・・・

 

 フフフ・・・  ヒタヒタヒタ・・・

 

波の打ち寄せる音と共に聞えてきます。

 

 

 

スッキー魔は、その足音に気が付いて顔を上げると・・・

淡い白い光に包まれた真珠の少女が、こっちに向かって走って来るのが見えました。

 

「えっ? 俺のとこ・・・?」

スッキー魔は、訳が分からず戸惑います。

輝く笑顔で、近づいて来ます。

 

「ずっ~と、待っていたのよ・・・よ・・・」

頭の中に声が響きます。

 

「ななな・・・何だよーっ!」

スッキー魔は、訳が分からず戸惑います。

 

「嬉しいわ・・・とても・・・とても・・・ても・・・も・・・」

少女の声が、木霊のように反響します。

 

「おーっ!?」

スッキー魔は、違和感を覚えます。

 

「もう一度・・・必ず会えると思っていたわ・・・」

そう言いながら、真珠の少女が近づいて来ます。

 

「おい! まさか・・・? アイ?」

スッキー魔は、びっくり仰天!

 

「切なくて・・・悲しかった・・・」

アイの苦しそうな声が、一層頭の中に響きます。

 

「どうして・・・? あっ! もしかして・・・?」

スッキー魔は、握っていた光玉を見ます。

 

「会いたかったの・・・ずっと・・・」

スッキー魔を、じっと見つめて近づいて来ます。

 

「あの光の少年と間違えているのか? まさか・・・?

 いやいや・・・間違えているはずがない!」

と、思いたいスッキー魔だが・・・

 

真珠の少女の目は、スッキー魔ではなく・・・

間違いなく、光の少年を見つめています。

 

「おい! どうするんだよ!」

慌てて光玉に向かって、怒鳴ります。

しかし・・・

光玉は、なんの反応もありません。

少女は、どんどん近づいて来ます。

 

「見捨てるなよーっ!」

光玉に怒鳴りながら、スッキー魔は焦ります。

 

 

 

顔を上げると、真珠の少女は目の前です。

 

「おいおいおい! 待て待て待て!」

スッキー魔は、大慌て・・・

すると・・・

少女は、スッキー魔の体を通り抜けて・・・

寂しそうに、白い砂浜に佇んでいます。

 

  アアア・・・ どうして・・・

 

   ウウウ・・・ 思い出させるの・・・

 

  アアア・・・ 忘れていたのに・・・

 

   ウウウ・・・ 苦しい・・・ どうして・・・

 

 

そして、気が付くと・・・

いつの間にか、暖かい風が熱風となって渦を巻き

青い海が、赤い炎で燃え上がっていました。

 

 

真珠の少女が、ゆっくりと振り向き・・・

二つの瞳が、熱い眼差しでスッキー魔を見つめます。

 

スッキー魔は、体が固まったまま動くことが出来ません。

 

すると、少女の白い額の真ん中が、赤く光り始め・・・

三つ目の目が、開き始めました。

 

 

 

六話 七色の魔法の光に導かれて・・・

      (希望の一粒の涙)後編へ・・・続く・・・